ゴキブリが原因で日本プロ野球を退団した外国人選手がいる
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日本プロ野球では外国人が助っ人として入団しますが契約のしがらみや成績等の理由で退団する場合も少なからずあります。
その中で住居にゴキブリが出るのが原因で退団してしまった選手がいる。
その選手の名前はドン・マネー。
1968年(プロデビューは1965年)から1983年までアメリカのメジャーリーグで活躍し、1984年に近鉄バッファローズ(現オリックスバッファローズ)に入団した選手である。
近鉄に入団する前は引退を宣言していたのですが、近鉄バファローズから2年契約の約2億2000万円等の契約条件を提示され、引退を撤回して契約し日本でプレーすることを決めた選手である。
契約をした理由の一つとして、いつも満員である巨人の試合の様子がアメリカのテレビ番組で紹介されたもあり日本(近鉄)でプレーすることに期待を持って来日した。
しかし、当時のパ・リーグは観客も極めて少なく、本拠地の藤井寺球場と準本拠地の日本生命球場は老朽化しており設備や環境が良くなかったため彼の期待とは裏腹であった。
しかも球団側が用意した住宅は状態がかなり悪く、近所に居住するアメリカ人や英語を話せる地元住民もほとんどおらず、異国の地での生活で心の支えとなる友人が非常に作りにくい環境下であったため、一緒に来日した妻子までもがホームシックになってしまった。
元は引退後、緑で囲まれた自然豊かな農場で暮らそうと考えていたマネーにとって住居に大量のゴキブリが出ることが決定的な原因となり、彼はその年の4月下旬に「金は全額返すから帰らせてほしい」と退団を球団に申し出て退団することを決めたという。
当時このことに関しては「球場が汚いから辞めた」という部分ばかりが誇張され「日本の環境に慣れることができなかったのが悪い」と偏向するマスコミも一部あったが、マネーが近鉄球団の対応のまずさに翻弄され続けたという事情が伝えられると、逆に彼らに対して同情する論調へと変わっていった。これについては、日本の野球ファンからも同情する声が多く聞かれた。
ちなみに彼は2009年から、ミルウォーキー・ブルワーズ傘下の3Aナッシュビルで監督を務めている。
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